乾燥剤の再生をやったよ

 この間から乾燥剤がヘタってきて結露が酷かった我がST10XMEです。色々ググると再生の方法も面倒臭そうだったので、モレキュラーシーブに入れ替えようと用意しました。2000円位で、使い捨てにしても何年も持ちそうなので。
 で、物も届いたことだし、早速やってみようと乾燥剤プラグを取り出して驚きました。中の乾燥剤がカチンカチンなのです。??と思ってドライバーの細いので突いてみました。が、文字通りカチカチと言うばかりで、取り出すなんて無理。早速途方に暮れます。
 しょうが無いので遅れ馳せながらマニュアルを見ると、「オーブン(トースターでもOK)を使用、一旦空焚きして余熱でベーキングする」と書いています。あっさりしたもんです。
 よく分からないので国際光器に電話して聞いてみました。その結果わかったことは、①オーブンを一旦予熱する。オーブンは安いオーブントースターでも何でも良い。②予熱が済んだら乾燥剤プラグを中に入れる。直接加熱してはいけない。③30分位放置して余熱で乾燥させる。④冷めた後CCDにセットして数日したら内部が乾燥できる。⑤まだ結露するようならもう一度やってみる。と言うものです。温度の高い環境に置くことが大事で、置く時間は特に重要ではないのだとか。なんだ、簡単やん。
 と言うわけで早速やってみました。ついでなので借り物のST7のも一緒にやることにします。

右がST10の奴。乾燥剤カチカチです。左がST7の奴。金網が張ってあります。乾燥剤がもれ落ちるのを防いでいるのでしょう。て事は、こちらの乾燥剤はサラサラなんでしょうね。使ったオーブンは台所の流しに組み込んであるガスオーブン。我が家のオーブントースターは温度設定なんて気の利いたものは付いていないし、それ以前にパンのかすで汚いので。言われた通りオーブンを予熱*1し、終った後直ぐに2個のプラグを中に入れて30分放置です。念の為にもう一回繰り返します。終了後CCDにセット。
 結果は、日が経つに連れて結露が少なくなってきました。一気に冷却しても大丈夫そう。と言うわけで案ずるより産むが易しでした。折角買ったモレキュラーシーブの出番が無くなってしまいました。(^^)

*1:取り敢えず180度