撮影スケジュールの見直し

天網恢恢計画の撮影スケジュールですが、ちょっと数が多いのが問題です。多いと言うか少ない場所と多い場所の差が大きすぎるのが問題です。昨日も書いたとおり赤経19時台の夏の天の川ど真ん中だと240もあります。少ないところは赤経10時台で8しかありません。少ない方は良いとして多い方は時間がかかりすぎますからちょっと見直しをしてみました。

観測対象の変光星の位置を比較して一枚の画面になるべく収まるようにして数を減らしたのですが、それを更に削減するために変光星が密集している区域は赤道上の角度で3度=赤経で12m毎、赤緯で2度毎に写野をずらして撮影区域を設定しました。これだと例えば北緯40度まで100の区域で済みます。もっと北に行くともっと減らせます。北緯50度より北は変光星もまばらなのでそのまま。あと南緯は-25度までにしていたのですが-30度までに拡張しました。25枚増えるのですが天の川の中心方向ですし、サービスです。南天が増えたにもかかわらず、204枚に削減できました。4時間半です。北天だけなら3時間。まだ時間かかるな。