双眼鏡列伝巻十二 ビクセン アペックスプロ 7×42

 すっかり尻すぼみになった感のあるこの企画、そろそろ再開することにします。あと何台あるんだっけ?
 今回は、今では販売中止となってしまったビクセンのアペックスプロ7×42です。ビクセンのアウトレット品を安くで買ったもの。その頃ダハ式の双眼鏡が欲しかったんですよ。2〜3万円くらいだったかな?値段の割に良く見えます。安いダハ式はダメって聞いていましたが、結構いけるやんと言う印象。視野の8割辺りまではピントもしっかりしていますが、最周辺部では非点収差で像が円周方向に流れだしますがそれ位気にしてはいけません。それよりも一番の欠点はその視野の狭さ。見かけ視野が45°と、今時珍しい狭い視野です。7倍なのに6.5°しか有りません。今ではもう慣れてしまいましたが、最初はすごく窮屈でした。プリズムが小さいから視野が取れなかったのかな?重さも705グラムで、手に持った感じは凄くコンパクトで持ちやすいです。その後4センチクラスのダハ式が我が家にもやってきましたが、それと比べてもかなり小さいです。
 この双眼鏡もっぱらバイクの車載用として使っています。振動にもめげず活躍中。視野中心のコントラストやシャープさは十分なので重宝しています。昼間の普段使いとしてはこれが一番良く使うかな。