双眼鏡列伝巻十四 ニコン 8×42HG

 某オークションに出品されていました。また悪い癖で入札した所、運が良かったのか悪かったのかめでたく落札。もう今年は何も買えません*1
 届いた双眼鏡はレンズも本体も綺麗で新品のようです。ラッキー。手に持つとすごい重量感で手にずっしり。795gもあるそうです。ちょっと重いな。いや、かなり重いです。しかも持ちにくい。指が掛かる所がつるつるで滑りそうです。落とすかも?と言う恐怖感が湧いてきますよ。これは×。レンズを覗き込んでやると、コーティングは深みのある緑色。対物レンズ、接眼レンズともさすがにちゃんとしています。内部もしっかり艶消ししてあって良い感じ。肝心の見え具合ですが、流石に視野も明るく,像にキレがあります。像がみずみずしく見えます。周辺像は8割くらいからかな、崩れてくるのは。まぁこんなもんでしょう。ダハ型の欠点である輝星から滲む十字の光芒も非常に少ないです。星の見え方は・・・良くわからないですねぇ。まぁ針で突いたような点像は点像なのですが,手持ちだとどうしてもぶれるので固定しないとちゃんと見えないのです。この双眼鏡に限らずダハ双眼鏡の固定方法を考えなきゃです。何はともあれ,重いのと格好悪いのを除けば非常に良い双眼鏡です。値段しこあります。

*1:いえね、その時はそう思っていたんです・・・