銀角大王グレードアップ?

なすパト*1を運用している25RC銀角大王*2にはDSLRのイオスキッスX3を付けています。毎晩1000枚、年間20万枚位*3撮影していますから、いつ壊れても良いように中古の予備を何台か用意しているのです。噂では普及品のイオスキッスはシャッタ回数5万回くらいの耐久性らしいのですが、意外と長持ちしています。一番早く壊れたのでも5万枚。長持ちしたのでは18万枚もってくれました。

中古で安いのは大変ありがたいのですが、如何せん感度が低いです。ISO800で使っていますが、ご存知の通りISO感度をカメラ側で上げても意味がないのでこのまま使っています。我が家の空が良くないのも相まって条件の良い日でも16等台程度しか写りません。条件が悪い日は14等台とか。もっと暗い星まで写ってくれないかなぁと欲が出てくるのはしょうがないでしょう。

最新のチップを使ったカメラだともっと高感度まで使えるのかなぁ、とも考えますが新しいカメラなんか高くて変えません。一度イオスキッスのX6を試してみたのですがX3と変わりませんでした。

で食指を動かしているのがCMOSカメラです。ZWOのカメラにステラショットも対応したらしいので。でも大きなチップのカメラはやっぱり高いです。フルサイズだと50万とかします。今と同じASP-Cのモノクロがあれば嬉しいのですが、無いようです。近いのではフォーサーズサイズ。ちょっと小さめ。冷却付きで16万です。やっぱ高いぞ。

しばらくはイオスキッスで頑張ることにしましょう。予備も未だあるし。

*1:Nagasaki All Sky CV Patrol

*2:なすパト撮影機材一式 iOptron iEQ45pro+25cmRC 制御は望遠鏡側のPCをコンソールルームから遠隔操作

*3:多分

ハンターカブの不安

不安ということもないのですが、ちょっと懸念事項があります。

カブといえば世界に誇るビジネスバイクとして毎日見ない日はないくらいそこら中に走っているバイクです。当然老若男女あらゆる人を対象にしていて、乗れない人はいないくらい。シートも低くて足つき性は文句なしです。

ところが、ですよ。ハンターカブことCT125のシート高は800mmとなっています。これは以前乗っていたスズキのジェベル125と同じ高さ。ですから勿論乗れないことはないのですが、かかとまでべったりと言う訳にはいきません。ジェベルでは片足ならかかとまで、両足ならつま先というか指の付け根のとこまででした。シート幅の狭いジェベル125でこれです。カブのシート幅は広いし、おまけにエアクリーナーボックスや排気管で横幅も広そうです。大丈夫かなぁ。シートの一番前に座れば良いのかも?

と今から心配をしている短足の私でした。

天網恢恢計画再開

去年の夏頃はなすパト用のiOptronの赤道儀が修理中で暇だったので、天網恢恢疎にして失せず計画を立ち上げました。これはセレストロンのVX赤道儀になすパトの予備機のイオスキッスX3と135mmの中華レンズを載せて全天をパトロールするという計画です。

見切り発車したのは良いものの、測光精度の不足に悩まされ頓挫していました。で、その内赤道儀の修理もできてなすパトを再開してからはすっかり放ったらかしでした。最近になって梅雨に入って暇なのでそろそろ計画を再開しよっかなぁ♪などと考えています。

測光精度の不足は複数枚を撮影し、平均することで補おうかと思います。眼視と同程度の0.1等あれば良いし。当初の計画では全天を800数十の区域に区切って巡回する予定でした。しかしそれでは時間が足りなくて全天廻れません。という事で狙う変光星を取捨選択して、対象のない空域は撮影しないことにしようかと思います。今撮影した区域ごとに写っている変光星を調べているところ。未撮影空域も多いし、先は長いなぁ。

CT125ハンターカブ予約の巻

もう1年も放ったらかしで、半ば存在自体忘れているこの日記です。

早速ですがホンダのハンターカブCT125を予約してきました。近所のホンダウイング店で。どうせ定価だろうと思っていたら少し負けてくれました。それと期限が近づいてきたキャッシュレス5%引きも適用。手数料やら全部入れて40万ちょい。

大変な人気車種なので納期は未定です。秋になるか冬になるかはたまた年明けか全く分かりません。まぁ急ぎじゃないので良いでしょう。何故にハンターカブかと言うと、バイクには又乗りたいと思っていたのですが、今後ジジイになって行くとスポーツバイクじゃなく肩の力を抜いて走れるバイクが良いです。一番肩の力が抜けているのはなんと行ってもカブでしょう。で、ハンターカブです。維持費も安いし。

早速極軸合わせをやってみた

日頃の行いが良いためか、早速晴れてくれました。透明度は悪かったのですが。

以下が天の北極付近の星図。真ん中の交点が天の北極でその右下の明るい星が北極星ですね。

f:id:ugem:20190623001105p:plain

これが最初に北に向けて撮った写真。ずれています。天の北極から右下にずれているようです。

f:id:ugem:20190623001125p:plain

ここから、何度か*1方位と高度を調整して北極の方向に向けました。細かく言えばもっと追い込めるのでしょうが、135mmレンズで写すだけなのでこれくらいで勘弁してあげます。

f:id:ugem:20190623001143p:plain

という訳で簡単極軸調整法でした。ホント簡単でしたよ。もっと長い焦点距離でやれば精度も稼げるでしょう。

*1:3回ばかり

極軸を合わせなきゃ

widefield VS Patrol用にはセレストロンのアドバンスドVX赤道儀にしました。iOptronのiEQ5proと比べたらこちらのほうが静かだったので。

極軸望遠鏡も三脚も要らないから安うして!とお願いして買ったので、極軸望遠鏡がついていません。まぁそんなもん無くても大丈夫♪とは思っていたのですが、実際問題どうしようと考えました。

で、今考えているのがこれ。

f:id:ugem:20190622124228p:plain

カメラを真北に向けて、露出しながらグイーっと極軸を回転させます。すると北極星の軌跡が写ることでしょう。その軌跡の中心が極軸の向きのはずです。で、回転させたあとそのまま露出を続ければ(15秒とか30秒とか)回りの星野まで写ります。その画像を北極付近の星図と見比べれば真の北極と極軸の向きの差が分かります。あとはそれをもとに極軸を修正すれば良いのでは?と思っているところです。

これなら簡単にできるはず。こんな方法を発見するなんて俺って天才?とか思ったりしたのですが、もう既に〇〇法とか名前が付いてるんじゃないかという気もします。

未だ梅雨入りせず

という訳で珍しことに今日現在梅雨に入っていません。観測者の立場としては嬉しいのですが、一般市民としてはそうは言ってもいられません。水不足になりそうです。

せっかく梅雨入りが遅れて晴れが続いているのですが、この晴れが曲者です。晴れとは言いながら薄雲に覆われていて観測できません。昼間は良い天気なのですが、日が暮れるとダメです。テストも出来ません。