ハンターカブの謎 其の2

翻って私の場合を考えてみましょう。

私も若い頃はバイクを乗り回していて、また歳とってから乗り出すというリターンライダーということになります。よくあるやつ。その間ジェベル125の時期も数年ありましたが。

ジェベルも通勤に使っていたのですが、娘が高校に入り遠隔地の学校だったため車で送る機会が増えたため自然にバイク通勤が減り、乗らなくなっていたのでした。その時125ccバイクの有用性に気づき、もうデカイのは嫌やなと感じていました。高速道路に乗れないという大きな弱点がありますが、それさえ目をつぶれば取り回しはしやすいし、維持費は安いし、そこそこ走るしと言うことなしです。ただ車種がほとんどスクーターしか無く、選択肢が少ないというのも欠点ですね。

またバイク乗りたいとずっと思っていましたが、なかなか食指の伸びるバイクはありませんでした。スクーターは嫌やし、カブが良いのは良いのですが、如何せん格好悪い。今後終活というものが具体的になってくる歳になり*1気負わずに走れるバイクに乗りたいと思うようになってきました。唯一ホンダのクロスガブCC110が良いんじゃないの?と半ば決めかけていた頃、CT125が発表されたのです。おお、と思いましたが値段が一回りも二回りも違います。オフロードなんかまず走ることのない私です。クロスカブで十分。冷静に考えればクロスカブな訳ですが、ハンターカブのほうが装備が優れています。馬力もあるし。優柔不断な私のことです、クロスカブを選んだらきっとハンターカブのほうが良かったかなぁと思うことでしょう。で、CT125にしたという次第。

世のおっさん連中は何故ハンターカブに乗りたがるんだろう?やっぱり謎です。

*1:まだ早いか。でもきっとこれが最後のバイク