極軸を合わせた

 なすパト用の赤道儀はiOptron iEQ45proです。観測所のピラーに設置しています。据付したのが一昨年の10月で極軸を合わせたのもその時です。極軸なんて合わせる習慣の無かった私ですので極軸望遠鏡の使い方もコントローラーに言われるままに合わせました。かなりきっちり合わせたつもり。その後は極軸のことなんか全く考えることなしに過ごしてきました。据え付けですし。

 ところが最近なんか導入精度が落ちたような気がしていました。望遠鏡を東西に大きく振った時に画面の端っこに行ったりはみ出したりすることが増えてきました。まぁ導入補正するので特に気にしていませんでしたけど。

 ところがこの間ふと気が向いて極軸望遠鏡を覗いてみました。すると、北極星がずれているじゃないですか。正規の位置から10分位北にずれていました。げ!どうやら極軸が下を向いているようです。早速コントローラーからpolar alignmentを呼び出して極軸を合わせ直しました。高度だけの調整OKでした。方位は問題なし。

 その後はどんなに大きく望遠鏡が向きを変えてもピタッと導入するようになりました。サイドチェンジで大きく蹴ったボールが反対側の選手の足元にパスがスッと通ったような感じ。あぁ気持ち良い!極軸合わせって大事なんですね。

たまには確認しないといけないです。