25SCその後

 今の観測所には新たに導入した35SCともう一台今まで使っていた25SC+GPD赤道儀があります。当初の目論見では35SCではCCDを使った連続測光や、暗い天体の観測に使い、25SCではDSLRを使っての増光モニターをする予定でした。35SCの方は、まぁ色々ありますが取り敢えず当初の目的は果たしつつあります。
 問題は25SCの方。こちらも部屋から遠隔操作するようにしているのですが、天体の導入で躓いています。今までの直接スカイセンサーで操作しての導入では、例えば300倍の視野へもドンピシャと導入できていました。DSLRでも同様です。ところが遠隔操作にした途端大きくずれるのです。リモートライブビューの画面では1等星や2等星しか確認できないので試し撮りをしなければいけません。凄く面倒くさいです。極軸を合わせてみても変わらず。で、困っていました。やっぱり眼視モニターにしようかなぁと思い始めていたところです。
 導入に使っていたソフトはステラナビゲーターです。私どうもこのソフトは苦手なのですよ。画面の表示とかメニューとか。白地の画面にも出来ないし。他にもGuide9があって、普段星図はこちらを使っています。望遠鏡のコントロールも出来るのですが、メニューにスカイセンサーがありません。それでステラナビゲーターを使っていたわけです。しかし、確かスカイセンサーはLX200互換じゃなかったっけ?と思い出し、試しにGuideからLX200を選んで接続してみたところ、見事に動いてくれるじゃないですか!しかも導入の精度も良いです。ちゃんと画面の真ん中に導入してくれます。ソフトによって導入に差があるなんて意外でした。これで計画にまた一歩近づきました。(^^)