日時計と原爆と(或いは街をさるく稲佐山編)

脈絡のないタイトルですが・・・
以前日時計について調べてたら、時計メーカーのシチズンが超精密日時計を作ったこと。その第一号機は設計者の方が自腹で自宅に設置されたことを知りました。そしてその日時計我が長崎市の稲佐山展望台にも設置されているらしいのです。
で、ふと思い立って行ってみることにしました。稲佐山の展望台といえば長崎市民の方はご存知だと思いますが、普通あそこを思い浮かべます。で、そこに行ってみました。駐車場代が勿体ないので、中腹駐車場からふぅふぅ言いながら歩いて登って行きました。しかし、展望台まで登ってみると無いじゃないですか、日時計が。あちこち探しましたが、どこにもないのですよ。撤去されたんかなぁ?
せっかくなので写真をとっておきます。パノラマで長崎市街地。見慣れた景色なのですが、長崎といえば原爆なので、原爆の被害の様子を書き込んでみました。

原爆は写真左奥の浦上上空500メートルで爆発しました。火の玉の大きさは爆発後1秒で直径約300mとのことですからこんなもんでしょう。きのこ雲は12,000mまで立ち上った言いますから夕立雲のように圏界面まで昇って行ったんでしょう。この写真のはるか上ですね。実は長崎の原爆って当初の予定とは違って街外れに落とされたのです。予定通り市街地中心部(写真の真ん中ちょい右の方)に落とされてたらもっと悲惨なことになっていたでしょう。ちなみに数年前建て替えた我が家は戦前からの建物だったのですが、山の陰だったので直接爆風*1が当たらず持ちこたえたのだそうです。本来なら跡形もなかったことでしょう。
で、日時計です。再び駐車場まで降りてきて改めて看板地図を見ると西側にももう一つ展望台が有るようです。へぇ知らんやった。念の為にそっちにも行ってみることにします。で、有りましたよ。立派な日時計が。「精密標準時日時計」だそうです。

この時のために電波目覚まし時計を持ってきました。一緒に撮影。丁度薄雲がかかりだして影が薄くなってしまったのですが、どうでしょう?読み方が良く分かりません。正確に示しているようにも見えますが。実は銘板に読み方が書いてあって、写真にも撮ってきたのですが、光で反射して読めなかったのでした。○| ̄|_

*1:衝撃波?