主鏡を掃除したの巻

導入以来1年が経った我が25RC銀角大王の主鏡の掃除の話です。
実は観測が終わったあとも鏡筒の蓋は開けっ放しです。本当は埃の侵入を防止するためにも閉めておいたほうが良いのでしょうけど。
と言うのも外出中遠隔操作で観測をするとき蓋を外さなくても良いようにとの考えからです。まぁ嫁はんに屋根を開けて貰うときに蓋も外して♪とお願いすれば良い話なのですが、少しでも負担をかけないようにと思ってですね。それと日中鏡筒内を乾燥させるためというのもあります。
そんな状態ですので主鏡にホコリが積もってきました。何しろ日本でも有数の稼働率を誇る*1銀角大王ですから外気にさらされている時間も人様より多いはず。しかも上向いてますしね。埃を払ってやれば良いよねー♪と思ってよく見てみると何やらべっとりしています。きっと夜露に含まれた不純物でしょう。乾いてこびりついているようです。レンズ用の刷毛で掃いてやりたいのですが主鏡は鏡筒の底にあり副鏡の支持具もあるので手が届きません。まずは棒の先に刷毛を縛り付けて掃いてやりました。が、粒状だった汚れが広がるだけで却って汚くなってしまいました。困った。
今度は棒の反対側に洗濯ばさみを縛り付け、ティッシュを挟んでアルコールを浸してそれで鏡面をアルコールでびしゃびしゃと浸してやりました。汚れがふやけた頃を見計らってこんどは乾いたティッシュを挟んで、それで拭き上げてやります。これが結構効きました。ほぼ綺麗。ピカピカな主鏡が戻ってきました。バッフルの根元のあたりは拭きにくいので汚れが残っていますが過ぎたるは及ばざるが如しと言いますから、あまり深追いせずにこんなもんでしょ♪というところで止めておきました。ティッシュなんかで拭いたら鏡面に細かな傷がつくぞーと目くじら立てる方もおられるかとは思いますが、気にしないでおきます。汚れがこびり着いているのよりマシでしょ。
副鏡は綺麗っぽいので今回は触らず。

*1:観測夜数ランキングは多分1位