星像の飽和の研究 その3
皆さんのアドバイスにより、ステライメージの3Dグラフの設定をいじってみました。前回はデフォルトの状態でのグラフ。縦軸のスケールが「レベル調整の範囲」になっていました。これだと前回のグラフのようにすぐに飽和してしまいます。これを「固定」にして最大値を適当な値にすれば大丈夫とことでしたのでやってみました。すると明るい星でも飽和しません。固定だと適当な数値を入れなければいけないので、「自動」にしてやると10等星でもOKです。グラフはとんがっています。飽和しません。それ以上だと写っていた星が6等星なのでさすがにダメでしたが。と言うわけで前回のは取り越し苦労みたいです。ああ良かった。
で、もうひとつのアドバイスにあったISOの設定が高いので低くしろ、という奴です。感度を下げると極限等級が思いっきり浅くなるんだよね・・・と思っていたのですが、意外な結果と成りました。全て25SCで30秒露出です。ちなみにRX Andのところです。
ISO | 極限等級 |
---|---|
3200 | 16.6等 |
1600 | 16.6等 |
800 | 16.6等 |
400 | 16.0等 |
200 | 15.3等 |
100 | 15.0等 |
800から3200まで殆どと言うか全く変わりません。バックグランドが明るくなってノイジーになるだけです。低い方も意外と健闘しています。これならモニター職人の私としてはISO800で良さそうです。