O-リングテスト

 この間から風邪気味でした。放っておいたらだんだん酷くなってきて、顔面に痛みも出るようになって来ました。こりゃ副鼻腔炎にでもなったかな?と病院に行くことにしました。耳鼻咽喉科。今回家から一番近い商店街にあるお医者さんに行ってみました。外見は普通の診療所。受付で保険証を渡し問診票を記入すると、受付のお姉さんが、「これ読んでおいて下さい♪」とチラシを渡してくれました。見れば「Oリングを使った診察について」と言うものです。Oリングといえばゴムの輪っかのあれ?と言うくらいの認識しか無い訳ですが・・・。読んでみると様子が変です。おかしいです。オカルトです。曰く、「Oリングテストとは、親指と他の指で丸い輪を作り、他の人にこの環を広げてるように引いてもらう検査です。」これだけ読むと何のことか分かりません。更に読み進めると「病気の場所やその人に合わない食べ物や薬では、指で作った羽が簡単に開いてしまいます。また逆に病気の場所に合った薬を持つと輪がぐっと閉まります。」益々分かりません。て言うか胡散臭さ全開です。その前に医者がこんなこと言ってちゃまずいでしょ。
 チラシには診療前にこのテストを使って良いか尋ねると書いてあるので、丁重にお断りしようと思っていました。ところが実際に診療が始まると、症状を確認したあと先生はテストをするしないを尋ねることもなく右手で薬の入った試験管を体にかざし、左手の親指と人差指で作った輪*1をもぞもぞ動かしています。鼻腔と喉は覗きましたが、レントゲンを撮ることも聴診することも無しに一人で納得しながら薬を選んでいました。喉の痛みは胃液が逆流して炎症を起こしているからだとおっしゃいます。??です。
 帰りに薬局に寄って薬を貰う時、これこれこうだったと話すと、「○○先生はあがんあらすとですよ(^^)」と訳知り顔でした。その後体調も回復してきたので、良かったといえば良かったのですが、もう二度と行く事は無いでしょう。

*1:どうやらこれがOリングらしい