街をさるく(針尾瀬戸の渦潮編)

 忙しかったのでサボっていました。(^^;)で、何をしていたかと言うと、仕事です。
 我が長崎県にある大村湾は極端に出入り口が狭く,唯一*1の出入り口の針尾瀬戸は潮の満ち引きによって激しい流れが起き,それによって渦潮が発生して地元では名物になっています。日本三大渦潮と言っているのですが,本当かな?そこに昨日は行っていました。丁度桜の花も満開でしかも潮もピークの時期という事でなかなかの賑わいです。
 150mくらいの幅の海峡の真ん中を潮が流れ,両岸で反流が起きるため,本流との境界線で渦が起きるのです。写真だとパッとしないように見えますが,実際に見るとなかなか豪快な眺めです。勢いをつけて走ってきた船が流れの急な所に来ると上りきれずに歩くような速度に落ちて,やっとの事で上っていきます。昨日は潮流表では8.0ノット(約15km/h)と出ていたのですが,見た目もっとありそうな気がするなぁ。日本では鳴門の渦潮が有名ですが,直ぐ側から眺められる針尾瀬戸は渦潮見物にはお勧めです。(^^)
 渦潮は一日4回毎日起きている訳ですが,大きいのはやはり大潮の時期です。それも新月の方。太陽と月の両方に引っ張られるので力が強いのでしょうか?観光案内では「旧暦三月三日*2の大潮が最大」と言っていますが,来月下旬の大潮の頃も今回に負けないくらいの渦が巻いていると思います。お近くの方,よろしかったらお出かけになってみては如何でしょう。参考までに佐世保海上保安部の潮流表を貼っておきます。最強時の数字がプラスマイナスに関わらず大きい方が派手に流れています。4〜5ノット以上あれば満足できるかな?

*1:正確にはもう一つ早岐瀬戸と言うのが有りはするのですが・・・

*2:ちなみに昨日です。