MOTOGP 日本GP

 溜め込んでいた日本グランプリMOTOGPクラスをやっと見る事が出来ました。解説は故阿部典史選手。これから訪れる悲劇の事など何も知らずに活き活きと話をしています。涙々。
 レースの方はストーナーがロッシの前でゴールしたらチャンピョン決定。レインからドライに変わるタイミングでのスタートです。路面が乾き始めて下位のライダー達は早めにスリック付きのバイクに乗り替え始めます。結果的にこのタイミングが勝敗を分けるポイントでした。トップルグープはレインのまま引っ張るだけ引っ張ります。しかし引っ張りすぎました。レース後半ズリズリのレインでこれ以上走れない所でやっとスリック付きに乗り換えますが、その時には既に早めに乗り換えたライダーが追いついて来ていました。優勝はカピロッシ。今年調子悪かったベテランが茂木3連勝。こういうのもドラマですね。ロッシはと言えば乗り換えたバイクはフロントカットスリックでした。スリックで良さそうなものでしたが、案の定フロントがしっくり来ないみたいで全然ペース上がりません。結局ストーナーに大きく遅れる事に。ストーナーチャンピョン決定です。いつも大して嬉しそうな顔しないこの兄ちゃんですが、さすがに大喜び。おめでとうストーナー
 レース自体は波瀾万丈の面白いレースでしたが、ノリックの件があったので見終わった後は何とも言えない感覚でした。