はじめての望遠鏡(その3)

 昨日も書いたように子供等へは取り扱いがしやすく自由に振り回せる小型の屈折経緯台が良いでしょう。一方大人の初心者の場合はどうでしょう。これはもう何でも有りです。何でもありと言われても困るでしょうからちょっと考えてみましょう。先ずは現代天文趣味の王道たる写真というか画像の撮影です。これは・・・私はよく分かりません。お金がかるんだろうなぁ。
 眼視の方で考えてみましょう。こちらは主に月惑星を見るか星雲星団を見るかに分かれるでしょう。都市部の方々は主に月惑星なのかな。その辺なら10センチくらいのアポクロマートあたりですか。架台は経緯台でも赤道儀でもどちらでも良いですね。どんなのがあるんでしょう?高橋とかビクセンとかテレビューとかよりどりみどりです。見え方は大して変わりませんから*1好きなのを選べば良いです。
 星雲星団だと何と言っても口径勝負。と言うことはシュミカセという手も有りますが、ドブソニアンが良いでしょう。初心者にドブってのはちょっと?と思われるかもしれませんが、取り扱いもちょっと慣れれば思いのままですし使いやすいですよね。最近では国際光器のホワイティドブ笠井の銀次それにミードのライトブリッジなど大口径かつ安価な物が出回っていますからそれで選べば良いです。注意しなければいけないのが、その大きさです。デカイです。観測地で見るとそんなに大きく感じませんが、部屋の中に持ってくると巨大です。奥さんに怒られない程度の大きさにしておくのが良いでしょう。15センチとか20センチくらいで良いんじゃないかなぁ。それでもかなりでかいですよ。
 まぁ要は何でも有りです。好きなのにすれば?ってのが結論ですかね。

*1:皆良く見える