最近のなすパト

なすパトの方はすっかり順調です。
最近撮影スケジュールを見直しました。これまで赤経1時間毎に南から北に向けてスケジュールを作っていました。これだと北極まで行った後次はまた南の端まで移動して、そこからまた北に向けて撮影していきます。まぁこれはこれで良いのですが、北極から赤道付近、或いは南天まで一気に移動するのに時間がかかってしまいます。望遠鏡と撮影を制御しているステラショットはたとえ導入中で望遠鏡がまだ対象に向いていなくても、そんなことはお構いなしに撮影を始めてしまいます。下手したら導入後の実際の露光時間が15秒とか10秒とかになってしまうこともあります。またそれだけ長い距離を移動すると対象が写野から外れるときが出てきます。一番目だと先に述べたように導入途中で露出を開始してしまうので二番目の対象で導入補正するようにしているのです。
そこで、撮影スケジュールを偶数の赤経はこれまで通り南から北ですが、奇数の赤経を北から南に逆にしました。これなら北極まで行った後隣の赤経の北極から南下するので移動距離も最小限ですみます。南に下ってその次は南から北上する訳です。これでスムーズにスケジュールをこなすことができるようになりました。目出度しめでたし。