増光モニター自動観測試運転

久しぶりに晴れたので、試運転をしてみました。取り敢えず120星。
問題点
1. 保存ができないフレームが有る。
120星の内10星の保存がエラーで出来ていませんでした。アストロアーツのQ&Aによるとアップデータで対応してあるそうですが、私の体験版には使用不可らしいです。製品版に移行したら大丈夫でしょう。
2. 星名が化ける。
保存先の画像の名前には星名+撮影年月日時分秒までいれています。短い名前の星は問題ないのですが、MASTERなんとかなんとかみたいな座標=星名みたいな奴は軒並みダメでした。化けるというか星名が一桁の数字になります。星名を番号にして集計段階で星名に変換しようかと思います。
3. 時々画像マッチングに失敗する。
写野には入っていますから、多少外れていても大丈夫でしょう。
4. 極限等級が浅い。
14等台までしか写っていませんでした。何で?
5. 星が踊っている。
導入補正後振動が収まる前に露出を開始しているようで、写った星が踊っています。取り敢えず各部の増し締めと、ピラー脚の強化*1をしなきゃです。メーカーでもミラーアップ対応も検討中とのことです。
6. 画像の検査が大変
増光の有無の確認が、予想はしていましたが凄く面倒臭いです。これも自動化出来ないかなぁ。取り敢えず星図を予め印刷して用意しておきましょうか。

120星巡回して155分。一つの星に平均77秒です。これは子午線越えの導入で時間がかかったり、マッチングに考え込んだ奴も入れての平均ですから普通は一星一分ちょい。

*1:砂をいれましょうか