新観測所御披露目

9月に新替したスライディングルーフです。ぴかぴか。

3月に破損してしまった初代スライディングルーフからの新替。先代にも不満は特になかったのですが、今回のルーフは以前のものより格段に優れています。先ず音が静かです。先代は屋根をラック・アンド・ピニオンで開け閉めしていました。これはこれで良かったのですが、今にして思えばギア音がうるさかったです。特に不満のある騒音レベルではありませんでしたが、住宅地である我が家の場合小さいに越したことは有りません。新観測所ではチェーン駆動にしています。音はほぼ無音。これはありがたいです。屋根もかまぼこ型になり視野が広がりました。四隅の空がちょっとだけ広く見えています。これも有り難いです。かまぼこ型になったことにより、屋根に降った雨水がスムーズに流れ落ちるようになりました。平べったかった先代は僅かに凹んだところに雨水が溜まり、それが風が吹いた時等一気に落ちてザバーッと音がしていました。これも有難い所。また室内に蛍光灯と赤灯もついたので、夜作業するときに明るくて助かります。赤灯は今のところは使い道ないかな。
短所も有ります。排気用にソーラーベンチレーターがついているのですが、能力が不足しているのか室内温度が上がります。内部の断熱材の違いかもしれません。10月に四十数度まで室温が上がっていました。先代は7月・8月の炎天下でも30度台でしたから大きな差です。追加の換気扇を検討しているところ。まぁ春までにやれば良いでしょう。
スイッチパネルの中の写真も撮ったので自作される方はご参考になさって下さい。モーターの出力は減速ギアを介してVベルトでシャフトに伝えられます。先代はギア駆動でした。これも騒音低下に役立っているようです。

ちなみにこれが先代スライディングルーフ。正直スライディングルーフの性能なんて全然気にしていませんでしたが、今のほうが格段に良いです。

トミタでもバックオーダーを抱えて製作が追いつかないのだとか。それで宣伝も控えているそうです。上に書いた短所についてもトミタさんに伝えています。次の奴はきっと改良されていることでしょう。こんな立派なスライディングルーフに替えてもらってトミタさんには感謝感謝です。足を向けて寝られません。