オートガイダー事始め

 昨日ご報告したばかりですが、放ったらかしだったオートガイダーを使ってみました。一昨日のこと。
 トミタさんによると「PHD guiding」を使えとのことでしたので、ダウンロードします。OSXでも使えるのね。付属CDにもドライバーが入っているみたいなので、入れておきます。
 PHD guidingの設定はよく分からないので適当。CCDはStarlightXpressSXVを選べとのことでしたのでそうします。ロードスターは35SCの副鏡筒の127mm屈折に取り付けます。2本あるケーブルの内USBケーブルをPCにつなぎ、もう一本をLX200の架台にあるAutoguider端子に差し込みます。最初画面が灰色で??となって焦ったのですが、ピントが極端にずれていただけと判明。延長筒をつけて解決です。
 何はともあれ取り敢えずやってみましょう。Toolメニューの中のAuto selectを選ぶと画面の中の明るい星を選択するのですが、暗い星(=小さな星)の方が良いような気がして、小さいけどはっきり見えている星をクリックしてやるとそちらを選んでくれました。画面で選んでいる星は12.9等です。14等位までは写っていそう。因みに露出時間はデフォルトで設定してある1秒。問題はマウントの選択。LX200はどれを選べば良いんだろ?と思ったのですが、取り敢えず上から順番に試してみました。「PHD」ボタンを押すとガイドを始めるようです。初めは暫くキャリブレーションしているようなのですが、その内エラーが出ます。一つずつマウントを選んでいって結局最後の「on camera」が正解のようでした。その後は律儀にガイドしてくれているようです。確かに簡単。詳細な設定も出来るようなのですが、今の所はいいや。
 私の場合、30秒露出を何度も繰り返しているだけなので、特にオートガイダーは要らないです*1。こんど普通に天体写真を撮る時に試してみましょう。

*1:本当はあったほうが良いのかもしれません。これまで極軸がわずかに上向きだったのを修正したやった所、長時間追尾していると視野から逃げていた星が、逃げなくなったので。