はじめての極軸合わせ♪

 35SC金角大王は仮設置の状態で、正確な極軸調整はトミタさんが来ることになっています。が、全然来ません。
 しょうが無いので自分でやりました。極軸調整なんて生まれて初めてです。冨田さんから昔もらった表があるので、これを見ながらやれば出来るでしょ。ボロボロですが気にしてはいけません。

CCDで0.5秒とかの短時間で連続して露出したのを見ながら星がどちらに動くかで修正すれば良いかと思います。
 で、いざやろうとしてピラーの取付のナットを緩めようとした所、なんと全部緩んだままです。つまり載っているだけ。怖。地震が来なくて良かった。て言うか、道理で視野がゆらゆらしてたんだ。気を取り直して作戦実行です。先ず方位修正の為に真南方向に望遠鏡を向けます。適当に星を入れて追尾。カーソルの矢印を星に合わせて見ていると、じわぁっと南にずれていきます。表から西方向に修正すれば良いと分かります。次に高度の修正。東天にプロキオンがいるので、協力してもらいます。薄雲越しですがさすがに明るいねぇ。金角大王の高度調整はピラーごと傾きを調整しなければいけません。ですから高度調整用のスクリューボルトとピラー固定用(?)の5本のボルトを同時に調整する必要があります。多分。で、こんなもんでしょ、と言う所まで追い込みました。遅くなったのでここまで。正しいかどうか分かりません。
 やっている途中気づいたのですが、追尾中東西方向に大きく星像が動いていきます。きっとこれが噂のピリオディックモーションと言う奴なのでしょう。星像の2〜3倍くらい東西に動きます。これじゃ点にはならんよ。たしかLX200にはピリオディックモーションを学習して補正する機能があったはずです。こんどやってみましょう。