北京・故宮博物院展に行って来た

　昨今日中情勢が緊迫しているわけですが、そんなことはお構いなしに近所の歴史文化博物館でやっている「北京・故宮博物院展」に行って来ました。全国を巡回展示している最後が長崎で、行こう行こうと思っていたのですが、中々暇がなくてやっと終了間際の昨日です。
　故宮といえばご存知紫禁城。明の永楽帝の時代からの宮殿です。目ぼしい品物は蒋介石が台湾に持って行ってしまったらしいですが、それでもまだまだ沢山残っているそうで、今回も国宝級の文物が盛り沢山です。主に宮殿での皇帝一家の家庭生活に重点が置かれた展示でした。西太后が描いた絵も展示されてましたが、絵の才能はあまりなかったみたいです*1。宣統帝溥儀が子供時代に手習い帳に描いた落書きも有りました。こっちは結構上手な絵でした。まぁその他は良くある陶器や工芸品等など。勿論素晴らしいものばかりなのですが、こんなのに囲まれて暮らしていると窮屈そうです。

*1:遠慮なしに言うと、下手