GW Lib Outburrrrrrrrrst!!!!

来ました!超大物です。1983年に新星として発見され、その後UG型であると考えられていたにもかかわらず一度も増光していなかったスーパー超大物のGW Libが増光しました。発見者はまたもやオーストラリアのスタビングスさん。日本時間の昨夜21時に13.8等で検出されています。スタビングスさんやってくれるよ、まったくもう。VSNETやCVNETそれにVSOLJは蜂の巣をつついたような大騒ぎです。直ぐにオーストラリアや日本で確認観測が行われています。24時には既に12.3等や12.0等でのの観測もされる等急速に増光しています。
 こんな大事な時なのに我家は曇ってきました。夕方は晴れていたのですが夜になると薄雲が広がって来ています。衛星画像見ると細長い雲の帯の先端がかかっています。ちょっと無理かとは思いましたが望遠鏡を出して晴れ間を待ちます。待つことしばし。幸い透明度は悪いながらも晴れ間が出てきました。自動導入で視野に入れ見えてくるのを待ちます。GWを囲む9等星や10等星で作る三角形は見えるのですが、なかなかそれ以上暗い星が見えてきません。イライラしながら待ちます。しばらく目を凝らしていると三角形の中のGWの位置に星が見えてきました!え!明るいよ!?目測してやると11.4等です。時刻は25時34分。1時間程の間にまた増光して来たようです。もう大感激です!!どこまで行くんでしょう?今朝方にはいよいよ9等台の観測もあります。これからヨーロッパ勢、アメリカ勢の観測が待たれます。
スタパーに合わせて来てくれるなんてGW Libサービス良すぎ。(^^)
東広島天文台でも観測を開始しておられます。画像と光度曲線もありますのでどうぞ。